育休中の学び直しで賃金格差解消?
岸田首相が、参院本会議で賃金上昇やキャリアアップに向けて産休・育休中の学び直しを後押ししたいと発言した。これに対し「育児していない人の発想」とSNSで批判が噴出している。
【毎日新聞】岸田首相「育休中の学び直し」答弁に批判 「育児してない人の発想」
https://mainichi.jp/articles/20230128/k00/00m/010/184000c
どんな状況にある人でも学び直しができるように後押しするということ自体はよいことだ。
もちろん、後押しの中には、保育の充実やパートナーの育児時間が増えるような施策がセットとなる前提。
ただ、育休中の学び直しで賃金上昇を目論むというのは、的外れではないか。
学び直し以前に、ワンオペ育児となり(主に女性が)仕事を継続できない状況、一度退職してしまったら育児が落ち着いても正社員として再就職するのが困難な状況をなんとかしてほしい。
M字カーブやL字カーブが問題視されて久しいのだから、まずはそこにどんな手を打つのか示してほしいと思う。
(参考)L字カーブとは
https://jinjibu.jp/keyword/detl/1341/
出典:日本の人事部
「地図を持たないワタシ」に行ってみた
リアル対話ゲーム「地図を持たないワタシ」(ダイアログ・ダイバーシティミュージアム 対話の森)に行ってきました。
知り合いのSNS投稿を見て、延長した会期の最終日に滑り込みセーフ。
「地図を持たないワタシ」とは?
(以下、公式サイトより引用)
人はそれぞれ「地図」を持っています。一つひとつの人生経験が線となり、ジブンだけの地図を創り上げています。この夏、「対話の森」に「ダイバーシティの交差点」をつくります。
聞こえない人。見えない人。LGBTQ。車いすの人。低身長の人。義手の人。マイノリティの人。そしてあなた。
ひとりのキャストと対話しながら、8つの部屋に用意されたゲームを解いていきます。たぶん世界初のこの場における唯一のルールは、誰ひとり取り残さないこと。人は、「会話」で出会う。「違い」を楽しめる。「対話」で境界線を溶かす。地図に記された当たり前は曖昧になり、その先ワタシは「新しい地図」を手に入れる。
(引用おわり)
感想は?
とてもユニークなゲームで大人も子どもも楽しめました。そして、大切な気付きがありました。
今回は、目の見えないキャストと一緒にゲスト8人がミッションに取り組むゲームがありました。
もちろん、9人で力を合わせてミッションクリアを目指していたつもりでした。
...が、キャストが途中でこう言ったのです。
「正直、私には何が起きているのかほとんど分かりません。どうしたらいいか分からないから、手を添えているだけで何もしていません」
そうかー。そうだったのかー。
私は、ミッションクリアに意識を囚われて、「キャストには状況が伝わってるか」「ただ同じ場にいるだけでなく、一緒に体験を共有しているか」ということにまったく気が回っていませんでした。
私は、
困っていないか=マイナスではないか
には敏感でも
体験を共有しているか=プラスであるか
には鈍感だったのです。
これは私にとっては大きな衝撃でした。
普段は無意識のうちに「困っている人を助けよう」「支えよう」と発想していたんだと思います。今回は、別に助けたり支えたりする必要があると思わなかったから、アンテナが立たなかった。でも、
「一緒にいるのに一緒じゃない」
そう感じている人が仲間にいた。そして私は本人が言ってくれるまで、その気持ちに気がつかなかった。
これは大きな発見です。
逆に、自分がマイノリティ側にあるときは、きちんと気持ちを言わないと、周りの人には伝わらないんだなとも分かりました。
そこからは、みんなで知恵を出し合って、キャストも含めてみんなで力を合わせてミッションをクリア!!とーっても楽しかったです!
息子たちも90分経ったのが信じられない様子で驚いていました。
次の機会は今回一緒に行けなかった娘と、ダイアログ・イン・ザ・ダークかサイレンスに行ってみたいです。
▼地図を持たないワタシ 公式サイト
最近読んだ本
唐突にブログを更新しました。
今後、どう使うか決めてないけど...
最近読んだ2冊の読書記録です。
1冊目は、『20歳のソウル』。
冒頭から目頭が熱くなり、泣きながら一気読みしました。
中学高校と吹奏楽に打ち込んだ主人公が、大学生のときに癌で亡くなったところから話は始まります。
告別式までの数日と過去の回想を行き来する構成。
冒頭から目頭が熱くなり、泣きながら一気読みしました。
登場人物が、みんな優しくて一生懸命。「生きる」「生ききる」ということを考えさせられます。
私は、自分の人生を生ききったと言えるくらい、毎日何かと、誰かと、向き合っているだろうか...
2冊目は、『僕の狂ったフェミ彼女』。
一応、後味は悪くならないように描かれていたのですが...
女性に対するステレオタイプな価値観や、家族観・結婚観と、ステレオタイプであることを最後まで自覚しない多数派の登場人物たち。
本を読んでいる間ずっと、彼ら彼女らに対し、なんとも言えないイライラ・モヤモヤを感じる一冊でした。
私は、誰かが自分の人生を生きたいと思う気持ちをリスペクトできる人でありたい。
あなたのお気に入りのブランドは何ですか?
こんにちは。
週に1回ブログを書くことを決めたみるくです。
前回は、わたし自身が何故(週1で)ブログを書けないのかを分析した末に、人の目は気にせず「自分が考えていることをことばにしてストックする」という目的のためにコツコツ続けることを改めて決心しました。
・・・そしてまた1週間が経ちました。
惜しい!ギリギリアウトです。
では本題です。
今日は、お気に入りのブランドについて言語化してみたいと思います。
そもそもブランドとは?
あなたは、「ブランド」というと、どんなものをイメージしますか?
プラダ?
エルメス?
wikipediaでは、ブランドについて最初にこのように説明されています。
ブランド(銘柄、英: brand)とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス(それらに関してのあらゆる情報発信点を含む)と消費者の接触点(タッチポイントまたはコンタクトポイント)で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。
うーん…分かるような、分からないような…
読み進めていくと、語源について次のような説明も。
ブランドとは「焼印をつけること」を意味する brander というノルウェーの古ノルド語から派生したものであるといわれている。(中略)これから派生して「識別するためのしるし」という意味を持つようになった。「真新しい」という意味の英語 brand-new も「焼印を押したばかりの」という形容が原義である。
「焼印」という意味から来ているとは!
brand-newに至っては、「ブランニュー デイズ」みたいなフレッシュな語感と「焼印を押したばかりの」という原義とのギャップにどぎまぎします。
マーケティング用語としてのブランド
また、ブランドは、マーケティング用語としても使われています。
「ブランドとは」と検索して上位にヒットしたグロービス経営大学院のサイトも見てみました。
ちょっと長めですが以下、サイトより引用。
我々は通常、ブランド・ネームやロゴ・マークなど、そのブランドを表現する記号、シンボルなどによってブランドを認識しているが、こうした要素のみならず、そのブランドから想起されるイメージや価値観など、さまざまな部分からブランドは形作られている。(後略)
なお、このようなブランド価値は名称やロゴに最初から備わっているわけではない。ブランドが約束する一定の属性、便益、価値観、文化、歴史、パーソナリティー、ユーザー像が周囲に理解・評価されてはじめて価値が生まれる。そして、ブランド価値を正しく理解してもらうためには、企業の長期にわたる地道なブランド構築活動が欠かせない。
「ブランドは、想起されるイメージや価値観などから形作られている」。企業が一方的にイメージ・価値をつくり、届けることはできなくて、「周囲に理解・評価されてはじめて価値が生まれる」。
ブランドというものは、ものすごく強いメッセージが最初から込められていて不動・不可侵のものだ思っていましたが、「洗練された」とか「先進的な」とかいうイメージもすべて、最初から備わっているものではないのですね。
たとえばプラダを例に見てみると…
「じゃあプラダってどんなブランドなの?」というのが気になるので、WEBサイトを見てみました。
英語のページが出てきて一瞬ひるみましたが、大丈夫です。言語で"EN"となっているところを"JA"にすれば日本語になりました。
さすが老舗。「ブランド」というタブが存在感を放っています。
早速、ブランドのページを読んでみます。
1913年の創業以来、プラダは最先端のスタイルの代名詞であり続けています。知的な世界観と概念、構造、イメージが、流行にとらわれない規範を通じて融合しています。プラダのファッションは単なる製品の域を越え、その概念は、実験を通じて常識に果敢に挑戦する人々にとっての基準となる世界観へと変化を遂げています。
なんと。「実験を通じて」「常識に果敢に挑戦する人々の基準」となろうとしているのだそうです。予想だにしていない角度から切り込まれて、言葉を失うわたし…。
勝手に「わたしとは住む世界の違う方々のもの」と思い込んで避けてきましたが、ブランドのストーリーをひとつひとつひも解いてみるのも面白そうです。もしかするとファンになってしまうかもしれません。(それにしても普段使いするにはかなり高価ですが…)
そろそろ結末を
本当は、読んでくださる方それぞれのお気に入りのブランドに想いを馳せていただき、わたしが最近はまっているブランドについてお話ししようと書き始めたのですが、興味の赴くままに調べ物をしていたら、話が発散しすぎました。
ここに来て、このブログの結末をどこに持って行こうか、困っています。
「困っています」とブログ上で白旗を揚げるのもどうかと思うのですが、後々もう少し分かりやすいブログを書けるようになったら、改めてこのテーマで書いてみたいと思います。
だってこのブログは、人の目は気にせず「自分が考えていることをことばにしてストックする」という目的のために始めたものだから。
タイトルと全然違う結末で、期待させてしまった方にはごめんなさい。
こんなみるくの日記に、またお付き合いいただけたら嬉しいです。
ではでは。
ブログを書けない?書かない?
こんにちは。
週に1回ブログを書くことを決めたみるくです。今回は第2回です。
しかし、既に1回目の投稿から11日経っています...あれれ?
今回は、数か月後の資産になるかもしれないという淡い期待を込めて、わたしが何故ブログを書けなかったのか、それとも書かなかったのか、振り返ってみます。
要因1 書く時間がなかった?
平日は毎日通勤電車に揺られて出社し、PCをカタカタ打ち込んで、打合せして、また電車に揺られて帰る。
帰宅したら夕飯を作り、食べ、子どもたちの宿題を確認し、お風呂やらハミガキやらを促し、寝てもらう。
うん、忙しい。時間がない。
...いや、本当に時間はないのか?
子どもたちが寝たあと、わたしは何をしていたのか?
個人的な活動で、ミーティングをしていた日はある。
でもそれは既に1週間が過ぎてからだった。
書こうと思っていた月曜日は、日中に大きな会議があった。そして夜の時点で既にエネルギーが枯渇気味だった。
...にも関わらず、SNSのチェックに時間を費やし、情報を消費して、ろくにアウトプットもせずに寝た。
時間は、あった。
要因2 書くネタがない?
これはおかしな話である。
だって、わたしはブログを書く目的を
「自分が考えていることをことばにし、ストックするため」としている。(2021年6月7日のブログより)
書くネタがない=何も考えていない
なんてこと、あるはずがない。
書くネタは、きっと、あった。
要因3 人の目が気になる?
やはり、これだ。
時間は、ある。
考えていることも、ある。
にも関わらず、
折角なら、読んでくれる人が「なるほど~」と思うような気の利いたことを書きたい。
折角なら、わたしの思いを「きちんと」伝えたい。
と思うと筆が進まない。
わたしより、深く考えている人がいるに違いない。
わたしより、正確にことばを紡げる人がいるに違いない。
と思ってひるんでしまう。
それで、どうする?
「自分が考えていることをことばにし、ストックする」という目的を思い出そう。
そもそも他人の書いた物と内容の優劣を比較するのはナンセンスだ。
とはいえ、どうやらわたしは、自分を誰かと比較したがる性質らしい。なんというか、思考の癖のようなもので。
うーん...
うん。
仕方がないから、しばらくは1週間前の自分と比較してみることにしよう。
ストックが増えるんだから、一歩は進んでいるはず。
どこかで二歩下がるかもしれないけれど。それもまたよし。
どうして下がったのかも、分解すると面白いかもしれない。
まずは、今朝の宣言通り、今日のうちに投稿できてよかった(笑)
ではでは。
はてなブログをはじめました。
はじめまして。三児の母で会社員のみるくです。
自分が考えていることをことばにし、ストックするために、ブログをはじめました。
実は、だれに向けて、どんなことを書いたらいいかな?という思いをぐるぐる巡らせているうちに半年(!)も経っていました。
今回、「noteを週1回以上投稿してシェアしよう」という企画をきっかけに、
ついに!今しかない!と、はてなブログを開設しました。
なぜnoteじゃないのか。
それは、社会派ブロガーのちきりんさんがはてなブログを愛用しているから。
そして、周りの人とちょっと違うことをしてみたかったから。
書きたいことの方向性が定まったら、改めて自己紹介も書きたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは。